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2019年11月


 テントの後ろから聞こえてくるひそひそ声、「ほんまにいいものを見せてもらった」「そうやそうや」異口同音に同じようなことを話し合っている。渋野日向子が全英オープンで優勝し、ラグビーは全勝で8強に進んだ。日本中が感動の渦にのまれ、にわかファンが巷にあふれている。運動会では子供たちのひたむきな演技、競技、組体が大きな感動を呼び起こした。子どもたちがひたすら一生懸命すればするほど、それを見守る大人にも感動の嵐が押し寄せ、目頭が熱くなり、涙となって、頬から流れ落ちている。利害関係で動いているわけではない。ただ先生にこうしようと教えられた事を一途に頑張っている。中には運動が苦手な子もいるし、この瞬間を考えれば、能力的な差がある子どももいるだろう。しかしそんな差を感じさせない位、みんな同じ動きで、みんな笑顔で、仲間と一心同体になっている。子どもたちにひたむきさが見えれば見えるほど、大人たちには何とも言えないような大きな感動が押し寄せる。そんな年長さんの大きな活躍が小学校1年生になっても消えてしまわないように幼小の連携の大切さが最近声高に叫ばれている。21世紀の未来の若者、日本人であることを誇りに持って、世界の誰からも好かれる素晴らしい日本国を作ってほしい。しかし今の日本はどのような状態に置かれているのだろうか。昔の私には理解を超えたものがたくさん存在する。しかしそれを強調したところで、それは昔の話、今は違うと一蹴されてしまう。若いころは韓国、台湾へ行くというと、遊びに行くのか?と疑いの目を向けられた。しかし今や若者の韓国、台湾びいきが止まらず、マスメディアの世界でも、その存在を無視できない。長らく日本がアジアで所得が一番高いと惰眠している間に、韓国やシンガポールの所得が高くなっている。大学のレベルでも、東大や京大などの旧帝大が上位に顔を出すだけで、それらの大学も、世界のランキング、いやアジアのランキングからも低位置に甘んじている。アメリカの大学で学ぶアジア人でも、日本人は中国人、韓国人に大きく水をあけられている。今年も日本人がノーベル賞に選ばれ、アジアの中では受賞者の数が卓越しているが、その傾向はこれからも続くのだろうか。ある知識人は昔の大学には無駄とおもえるような研究にも取り組む余裕があったが、今の大学は早急な成果が求められ、寛容さや余裕がなくなっていると主張する。ある人は日本の国力の低下を嘆いている。実際、長らくアメリカに次いで、世界2位の地位を占めていた日本は、中国にその地位を明け渡すと、その格差が拡がる一方だ。2011年、世界のGDPで日本が6,7%を占めていたが、OECDの予想で、2030年には4,2%に低下している。因みにアメリカも22,7%から17,8%に下がっているが、中国は17%から27,9%に上昇している。成る程人口減による影響は大きいが、日本よりはるかに人口の少ない国、換言すれば国内消費の少ない国でも、国民の所得の高い国がたくさん存在する。「マネーは国のメンツなどを気にしない。成長をやめた国を去り、成長する国に向かう」こんなことを言われないためにも、日本が世界中から羨ましがられる、環境に配慮した豊かな国作りを目指していきたい。
先日全日本幼稚園園長、設置者研修大会で、何回もチームを甲子園で優勝に導いた智辯和歌山高校の高嶋仁監督の話を聞いた。人は感動を受けて変わる。監督は今まで2回大きな感動を受けた。1回は高校生の時の監督に、あと1回は代表になって甲子園のグランドを歩いているときに感動し、指導者になることを決意し、日体大に進み、卒業して、智辯の監督になった。智辯和歌山は1,2位を争う進学校、当然野球部は野球の特待生ばかりと思っていたが、一般入試の生徒、それも学年10人しか野球部に入れない。少人数の弱小チームがどうして何回も勝利をつかむチームに変貌していったのか、今でいえば、パワハラと紙一重のような厳しい指導、他チームの倍の練習をし、やる気、意欲、悔しさを教え、意識改革を実行し、技術力、精神力、体力を身につけさせた。「努力は決して人を裏切ることはない」を実践した。指導者として、①くやしさを教える②信頼関係を築き、辛抱強く、決して裏切らない③自信を持たせる④人を動かす武器(言葉)を磨く⑤指導者自身勉強する、学ぶ。学ぶことをやめたら教えることをやめる。生徒には①志を持て②知識を磨く③力を養う④行動する事を教え、その条件として、①反省する心②柔軟な思想③視野を広げる④忍耐、辛抱が大切であることを知らしめる。人にはいくら成功者だからと言って、100人中100人すべてが肯定するとは限らないが、指導者として大きな実績を上げたことをだれも否定する者はいないだろう。今年もあと2か月、やり残したことがないかどうか過去を顧みて、未来に備えましょう。今月もご支援、お力添えよろしくお願い致します。



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